先日、出産後のママに協力していただき、同僚と一緒に教材の撮影に行ってきました。
その際にママが話してくれた内容がムムムだったので、他にも密かに泣いているママがいると思って書くことにしました。
静かな赤ちゃんが良い赤ちゃん?
1ヶ月健診でのこと。
健診時、他の赤ちゃんは静かにしていたのに、我が子だけギャン泣きだった。
その様子を見たスタッフに、「この子はかんしゃく持ちね」と言われ、ママは凹んで帰ってきたそうです。
その話を聞いたとき、一緒に行った同僚が
すごいじゃない!
ママじゃない人がいたり、いつもと違う環境にいる、ということがわかっているという証拠でしょ?
とママに伝えていました。
それを聞いて、ママは「ポジティブに考えるにはどうしたらいいかって色々考えていました。そういう風に考えればいいんですね♪」と嬉しそうでした。
みなさんにお聞きしたいです。
静かな赤ちゃんって、いる?
『静かな赤ちゃん=いいこ』なの?
赤ちゃんは泣くことでしか伝える手段がないから、一生懸命泣いてアピールしてる。
ママを困らせようとして泣いている訳じゃない。
ただ。
家の中だったらまだしも、外で、公共の場でギャンギャン泣かれたら、こっちが泣きたくなる(>_<。)
子どもが泣くことに対して寛容な社会だったら、ここまで子どもが泣くことに対して敏感にならないのでしょう。
みんな赤ちゃんだったのにね。
忘れちゃうんだよね。
逆に、泣かない赤ちゃんは怖いです。
いわゆる「サイレントベビー」かもしれないし、何か病気が隠れているかもしれないと考えます。
赤ちゃんが泣く理由
けっこうありますよね。
- お腹が空いた
- げっぷがでなくて苦しい
- おむつが濡れた・うんちした
- 暑い
- 寒い
- 具合が悪い
- どこかが痛い
- 抱っこして
- 安心したいの
- ママが不安がっている
- たそがれ泣き・夜泣き
- 泣くことを楽しむ(泣いて周りの反応を見る)
- 理由なし ←これ、一番困る!!
困ったときの対処法
おむつを替えても、おっぱいをあげても、抱っこしても、何をしても泣きやまないときがあります。
そんなときは、コリック抱きを試してみてください。けっこう泣きやみます。
他には
- 胎児姿勢で抱っこ
こんな感じで、背中をまん丸くして、足もM字になるようにします。
おくるみを使ってこの体勢にしてから抱っこすると、安心して落ち着いてきます。
- 臍帯音
お腹の中にいたときに聞いていた音。
それは、へその緒を流れていた血流音。
それを聞くと落ち着くので、育児グッズでも臍帯音が出るぬいぐるみが売っていたりします。
外に持ち歩くのは難しいので、それを口で再現します。
大人の心拍リズムは、60~80回/分なので、そのくらいのペースで「シャッ・シャッ・シャッ」とか、「シー・シー・シー」と言います。
端から見ると「???」かもしれませんが、なぜかを知ると「なるほど!!」となります♪
- マジックテープ
あの、ベリッという音が興味を引きます。おもちゃの布絵本でも、マジックテープがついているものがあります。
こちらの記事に、おすすめが載ってます。
- 泣きたいだけ泣かせる
その状況が許せる環境であれば、外に出て泣きたいだけ泣かせるのも手です。
ママの不安は伝染する!
ママが困っていたり、心配していたりすると、赤ちゃんはそれを察して余計泣いたりします(汗)
なので、「ま、いっか♪」と思えるハートが結構大事だったりします♡
医療従事者の言葉一つで天国にも地獄にも
お母さんに寄り添う(はずの)医療従事者にお伝えしたいです。
言葉をどう伝えるか?に敏感になっていただきたいです。
医療従事者の言葉って、ママにとってはけっこうな影響力です。
産後のまだ不安定なママに対して、さらに不安にさせるんです。
色々なこどもがいるのが当たり前なのに、自分の中の固定概念だけで当てはめるのはやめて、多様性があることを認識した上で関わっていただけたら、ありがたいと思います。
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