司会の仕切りについて書いてある記事を読みました。
司会が下手だとイベント自体が失敗に見える。でも、司会がうまく回している時は気づかれない。それがいい司会者なのだと。
これについては私も痛い思い出があります。
大学で学生相手に講義をしたり、お母さん向けにセミナーを開催したり、だいぶ人前で話すことに慣れてきましたが、一番最初にやった司会でクレームが来ました(^^;;
平成21年から母乳育児支援を学ぶ九州教室を開催するようになったのですが、九州内の国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)が中心となってボランティア運営しているので、司会を雇う余裕もなく、みんなで色々な役割を担っていました。
その中で司会を私がやることになりました。
しかし、その時まだ教員2年目。講義も補佐がメインで、自分で人の前に立つことはありませんでした。
なので、困らないように台本を作り、1日の流れを覚えて挑んだ初めての司会。
勉強会では少し質問できる時間を取っておいたのですが、参加者さんからは、質問が全くありませんでした。
促しても反応なく、結局最後まで1つも質問はありませんでした。
終わって反省会の時にアンケートを読んでいたら、「司会の仕切りが悪い。質問がなければ切ればいい。司会をやる技量はない」とバッサリ書かれていましたT_T
「司会、悪くなかったよ」とスタッフには言われたものの、かなり落ち込みました。
その時に思ったのは、ボランティア運営で営利じゃなくても、お金をもらっている以上厳しい目で見られるのだと。
それからは、先生たちの講義の様子や、セミナーやイベントの司会者の様子をよく見るようになりました。
司会の回し方1つでそのイベントが成功にも失敗にもなる。
耳の痛〜いお話でした(^^;;
今はだいぶ人前で話すのにも慣れましたが、これからもさらに精進します。
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