先日久留米市の小学校から依頼があり、性教育に行ってきました。
特大子宮を持って。
これです。
児童140名、保護者130名にご参加いただき、2分の1成人式前にぜひお願いしたいとのことで、産み出すいのちのすばらしさ、命の大切さと共に、からだの仕組みや多様性、自分を守ることについてお話ししてきました。
助産師になりたい生徒さんがなんと4人も!!感想を読んで、とっても嬉しくなりました。
子ども達の感想はとってもかわいい!でも、大事なところはしっかり伝わっていました。
保護者からの感想では、
『この講話をきっかけに性に対する「からかい・恥じらい」が「当たり前で自然」なことと認識し、お友達に対しても気遣うことができればと思います。』
『生まれてくることのキセキを大切にして、子供達と向き合っていこうとあらためて考える時間でした。』
『性のことに関しては、親はなかなか言いにくくて、ついごまかしてそらしてしまおうとする所がありますが、自分の事を大切に出来る人間になれるかどうかは、きちんとした性教育をしたかどうか、親の責務にもかかってくることだと思います。これから、それを親としてすすめていく中で、本当に本日の講義は参考になり、ありがたい講義でした。』
『性=生きる=命 ということをこれからも親子でしっかり考えて行けたらと思います。』
『私自身も出産当時を思い出しながら、なつかしく思いました。子供達が愛しくなりました。帰ってきたらギュウしてあげたいです♡』
『子どもは、出産ということがどんな事なのか、私たち親は、子どもの存在を改めて考えることができました。』
『今日のお話を聞いて、子供が生まれた時を思い出し、命の尊さを再認識しました。「生き抜く力を持って生まれてきた」ことを、親である私達が子供に伝えていかなくてはならないと教えていただきました。性、そして命を学ぶ貴重な時間となりました。』
私が性教育をする上で伝えていきたいこと。
親に感謝して欲しいとか、自分は奇跡の存在だから、自分も他の人も大事に大切にして欲しいとかじゃない。
こういうことは、強制されるものではないし、自分で考えたり、気づくこと。
いのちの仕組みって本当にうまくできていて、不思議で感動します。
この、医療でもどうにもできない領域の、精巧なしくみから派生する枝葉を、私たち専門家だけでなく、こどもに関係するすべての大人が、少しずつでもいいから、自分の言葉で話してくれるようになって欲しいと思っています。
その取っ掛かりになれるように、これからも頑張って伝えていきたいと思います。
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