一律に6ヶ月からではないのです!
開始の目安としては
●舌を前に押し出す反射がない
→生後4ヶ月未満だと、この反射がおきてしまいます
●支えれば座ることができる
→自分で座ることができない状態で補完食を始めると、間違えて気管に食べ物が入ってしまう可能性があります
●歯が生え始めるなど、物を噛む準備ができている
●自分で小さいものをつまんで口に入れる
●頻繁に授乳してももっと飲みたがる
etc…
そのほか、
●パパママが食べているときにじーっと見る、よだれダラダラ、食べものに手が出る
こどもに合わせて始めることが大事です。
<”6ヶ月から”の意味>
アレルギー予防の観点からみると
生後6ヶ月以内に補完食を始めると、アレルギーの病気になる人が多くなる、という研究結果が出てきました。
これは、消化・吸収の機能がまだ未熟ということが影響していると考えられています。
そのため、アメリカ小児科学会では、
「補完食の開始は生後6ヶ月以降」
果汁を早くから与えるメリットはないよ、と説明しています。
文献はこちら
日本小児アレルギー学会でも、
「生後5~6ヶ月間から離乳食を開始し、早すぎないように、遅すぎないように」
と食物アレルギー診療ガイドラインで出しています。
できるなら生後6ヶ月までは母乳のみにチャレンジしてみましょう♪
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